結局読解力を上げるにはボキャブラリーの豊富さがものをいうと言っても過言ではありません。知らない単語は常に出てくるもので、これは母国語である日本語でさえ、知らない言葉に直面することがあります。
この場合どうしているのかと言えば、前後の文脈などや元々知っている情報などから判断しているのです。なので、女子高生の会話が中高年の人が分からなかったり、老人の話を子供が分からないというのは、共有している情報が隔絶しているため、想像して理解する機能が停止しているからなのです。
これはフランス語の理解にも同様に当てはまり、分からない単語や表現が出てきても、事前の知識、文脈などから想像する事をしないで理解することは難しいでしょう。実用的には単純に語彙力や文法の知識だけで、フランス語を解釈する事はナンセンスと言っても良いでしょう。
また、日本語には日本人として共通のベースとなる知識というかコモンセンスがあるように、フランス語にもフランス(やその他フランス語圏)の共通した知識が存在します。例えば、テレビタレントから小学校で誰でも歌う曲、誰もが知っている社会的な話題など、こういった物は、文章中であえて詳しく述べられません。
このような情報抜きで文章を読んだとしても、何か消化不良な感じがして分かったような分らないような気持ちになるでしょう。
フランス人が子供の頃から経験する様々なことを学ぶことはほとんど不可能ですが、映画やテレビなどを見ているとだんだん分かって来ることもあります。日頃何気なく見ている映画も細かくチェックして、疑問を持っていきましょう。すぐには解らなくても、何かの機会に解決することがあるかもしれません。
今はホームページやメールマガジンでフランスの情報が日本語でも読めることが多いので、常にアンテナを高くしていましょう。
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